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織部 酸化被膜除去(シブ抜き) クエン酸
陶芸〜忘れちゃいそうなので備忘録。

織部釉という緑色に発色する釉薬がある。
この釉薬、大きな窯で焼いたりすると、
表面に酸化被膜がかかって、メタリックくもりが出ちゃう事が多い。
これがかかると、微妙な緑になるので、
思ってたんと違う〜って感じになります(^^;)

こうなった場合、
透明感のある織部の緑にするために
渋抜きシブ抜き)という技があります。

昔は、トチシブと言う、
どんぐりや、クヌギの笠(袴)の部分を集めて、
水につけておいた汁を使ったために、
トチシブ抜きと言われ、
略してシブ抜きと言われてるみたい。

今は、このトチシブの代わりに、
薄めた塩酸や、サンポール(トイレの洗剤)を使う方法が良く知られていますが、
塩酸や希塩酸ってちょっとだけ使いたい時には、
ちょっとの量で売ってないし、購入の仕方も面倒。
食器にトイレのサンポールを使うってのも抵抗ある〜
また、結構、匂いもキツソウ・・・

って事で、
湯垢や水垢汚れのお掃除に良く使われている
クエン酸を使う方法を試してみました。

▼左半分がクエン酸液につけた後
織部・酸化被膜除去実験・クエン酸

被膜が取れて、綺麗な透明感ある緑が出ました!
分かりやすいように、半分だけ浸したのですが、
本当だったら、全部一気に浸した方が良いですね(^^;)

この後、のこり半分も処理してみました〜

▼シブ抜きをした物(下)としてない物(上)
織部・酸化被膜除去実験・クエン酸


LED蛍光灯の反射が強いので、
メタリックが強く見え、すごく違いが分かりやすい(笑

そしてシブ抜きした方の右側(後から処理した方)は
若干抜けが甘くて、よく見ると真ん中から色が違う(笑
クエン酸液の温度が下がった分、もう少し長く浸しておいた方が良かったかも。

シブ抜きした後の透明感のある織部って、とっても綺麗!
ちなみに、この器は、先生が作ったサンプル品です。
シンプルですが使い易そうな器♪
こんなタタラ作りの皿も家に1枚あると便利だよね(^^)


≪今回の手順とレシピ≫

1.最初に焼き物を水につけておく(酸が目地に沁み込まないように)

2.クエン酸溶液を用意する

 40℃〜60℃のお湯 1.5リットルくらいに
 クエン酸 60gくらいを溶かしました。

 今回25%くらいでやってみたのですが、
 結構、すぐに反応したので、
 温度や、浸す時間によっては、
 もっと薄くしてもよさそうです。

3.しばし待つ(30分〜1時間くらい)

4.浮いた被膜を、スポンジでやさしく洗い流す。
  水でよく洗って完了〜。
  酸が心配なら、少し水につけておいてもいいかも。

ちなみに、
→温度を高めにすると反応速度が速くなる。
→濃度を濃くすると反応速度が速くなる。
→時間を長くすれば、被膜が多くとれる。
って感じなので、温度が下がってきたら、長めに浸してあげるとか調整したらよいと思います。

被膜を取りすぎるとザラザラになったり、白っぽくなったりするみたいですが、
被膜が取れてくる様子は、よく観察してると、
煤が落ちてくるような、そんな感じて見えますので、
様子を見ながら浸し時間を調整すればよいかと思います。


▼クエン酸は(粉末タイプ)100円均一です!

クエン酸

100円で200g入ってて、
気軽に手に入るのが嬉しいですね(^^)/

今後、織部釉を使うのが、より楽しみになりました!
化学反応!面白いです!


鳥さんの片口
先日の記事で、
サラダを盛りつけていた
↓自作のこの器(片口)


この角度だと、
真っ黒でシックな片口に見えるんですが〜

横から見ると
こんなんです(^^;▼


やっぱり
作陶中に「なんか描きてぇ病」発病。

・・変な鳥を描いてます(笑

この時は〜

「櫛(くし)」
※プラスチックの櫛を作陶用に1〜2cm幅に短く切ったもの

を使って何か描けないかなぁ〜?
と思って、模様をつけてたら
(点々とかシュっとしてる模様が櫛でつけたもの)

その模様が、葦(アシ)みたいに見えなくもなかったので、
その流れで、鳥さんの絵になりました。
イメージはシギみたいな水鳥です。

おまけの肉箸置きは、
ちょっと粘土があまった時に
「白い粘土」と「赤い粘土」を使って
時々作っているのですが
なかなかこの肉の焼き色を出すのが難しい〜(笑

骨はほぼ白い信楽粘土オンリーでいい感じです。
また粘土が余ったら挑戦してみ〜す。

新しい粘土で陶灯り作り
超久々ですが〜今日は陶芸のこと。

私のかよっている陶芸教室では、
教室で売ってる粘土(焼成代込)を使うのが基本なのですが、
焼成代を払えば、他の土も使用する事ができます(テストは必要)

でも、酸化焼成1230℃(電気窯)と、
温度と焼成の仕方が決められています。
なので、磁器粘土は扱えないと思っていたのですが
(磁器は基本は還元焼成で1250℃の焼成)

磁器粘土でも、酸化焼成でOKで、
しかも1230℃でもOKな粘土があると、本に載っていたので、
色々調べて取り寄せて、作陶してみました。

その1 丸石窯業原料 ニューボン土
その2 熊谷陶料 透光磁器(鉱物繊維入)

左が透光磁器(鉱物繊維入)、右がニューボン土


ニューボン土の方が、ミルキーな雰囲気の白です。
上部にかけてる釉薬の発色が違うのは、温度のせいです
(窯のどの位置に置かれるかで微妙に温度が違う・・温度が高いと茶色が出ちゃう釉薬です)

でもって、実はこれら磁器は光を通します!



いずれの粘土も光を通すと、すりガラスみたい♪

あ、下の方が黄色っぽいのは、
厚みが均一じゃなくて〜そのあたりが厚いからです(←腕が悪い(^^;))

ちなみに、
そんな訳で、磁器土を扱うのが初めてだったのですが〜
なんか形にならなくて苦労しました(←腕が悪い)

特にニューボン土は、
ザ・磁土って感じで、腰がなくて〜難しかったです(←腕が悪い(^^;))
最初、手びねりで作ってたのですが、なかなか形にならなくて、
結局、電動ろくろで作りました。

透光磁器(鉱物繊維入)は、
半磁土みたいな雰囲気で、そこまで扱いにくくはなかったです。

さて、
そんな感じの新しい粘土。
せっかく光を通す粘土なので、
灯りを作ってみました。

お魚ランプ(透光磁器(鉱物繊維入)使用)



電動ろくろ成形ののち、
乾いてから彫刻刀で魚を削り出してみました。
焼きあがってから、貝殻やシーグラスで装飾。

↓灯りを入れると



↓さらに暗くしてみると〜


シーグラスや、貝殻も光を通して良い感じ。
陶灯りって、やさしい光で良いですね♪
磁器土は、まだまだ慣れなくて超未熟な作りですが、
新しい事を探りながらやっている時って、とても楽しいです。

この粘土、白くて綺麗なので、お皿とかにも良さそう♪
他にも色々作ってみたいと思ってます(^^)

参考〜
--------

▼熊谷陶料 透光磁器(鉱物繊維入)20kg〜※外部リンク 
http://ob3.aitai.ne.jp/~kumagai/nendo/gendai/kumagainendo-gendai.html

▼楽天で売ってるニューボン土 10kg〜

陶芸用粘土 ニューボン(真空土練機掛け) 20kg

価格:4,212円
(2017/5/25 21:00時点)
感想(4件)



ハーブ系の花も咲いた
ミカン、バラ、ペチュニアの他にも
こんな花も咲いています。

▼行者ニンニク


株が大きくなった割に、2本しか花茎が出ませんでした。
昨年、葉を採りすぎたか?!
いや、でも食べたいし・・
今年も何粒か、種ができればよいですが、
どうかな〜?


▼ユキノシタ


ユキノシタの花は、
1輪で見ると、ちょっと可憐な雰囲気ですが
全体的には、↓なんとなく食虫植物っぽい(笑



鉢のイメージのせいですかね?
陶芸で作った素焼きの「セミの抜け殻鉢」は、
だいぶ諸行無常な雰囲気がでてきました。
冬虫夏草っぽい仕上がり!
満足です(^^)b

▼花芽が出る前はこんなだった


片目、落ちました!
ユキノシタのランナーって、赤くて
なんとなく血管ぽいよね〜
生き物っぽい植物と、この鉢は、なかなかナイスなコラボです(^^;


干支の箸置き(ニワトリ編)
遅ればせながら〜
今年の干支箸置きが焼き上がりました!



ニワトリさん

ニワトリって、どうも創作意欲がわかなくて
今年はスルーしちゃおっかな〜(・3・)
とか思っていたのですが、

毎年受け取ってくれてる友達が、
「今年はどーした?」
「待ってるから」
とか催促されて、
2月に入って作りはじめました。

こんな箸置きでも
楽しみに待っていてくれる人が居るってありがたいです♪


ちなみに、ニワトリ
大きく分けて2パターン居ます。




最初に尻尾が上を向いているのを作ったのですが
(上の写真では右後ろに居るやつ、
コレはニワトリなのか?
な感じになったので、
尻尾を縦に平たくして垂れ下がってる感をだしてみたら(手前)
なんとなくソレっぽくなりました。

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